メニューへ戻る RS-Fast4 BIG-Model Open!NOTES 更新履歴 リンク集 カタログ請求

実効速度230kbps×4チャンネルのRS-232C拡張ボード
(設定速度921kbps)
 
 

RS-Fast4
■製品名 RS-Fast4/AT、RS-Fast4/98
■標準価格 \98,000.[消費税別]
■開発+販売 ネットコンプレックス株式会社
■郵便番号 110-0005
■住所 東京都台東区上野5丁目15番16号 川村ビル3F
■電話 03-3834-5595
■FAX 03-3831-7237
mailto:info@netcomplex.co.jp
■問合先 ネットコンプレックスサポートセンター
■開設時間 平日 午後1時〜6時
■電話 03-3839-3728
■FAX 03-3831-7237
mailto:support@netcomplex.co.jp
■基板の写真をご覧になりたい方は、容量が大きいため多少時間がかかりますが、カタログをご覧ください。
■ビジコン株式会社がCHANNEL-4の後継機種としてRS-Fast4を取扱っているため、取引口座をお持ちの方はビジコンからもご購入いただけます。ビジコンから販社向けの発表文書はこちらを、ビジコンについてはBUSICOM HomePageをご参照ください。



概 要
 

概 要

■RS-Fast4は、
RS-232Cインタフェースを4ポートずつ増設するための、
拡張スロット実装型ボードです。
IBM PC/AT(互換機)のISAバスに対応したRS-Fast4/ATと、
NEC PC-98シリーズの汎用拡張スロット(Cバス)に対応したRS-Fast4/98があります。
■シリアル非同期通信で接続・制御可能なほとんどあらゆる高速通信と機器のコントロールに、
ご利用いただけます。
パソコン通信はもとより、
モデムサーバー・コミュニケーションサーバー等の構成部品として、
また産業用ロボットの制御にまで、
さまざまな用途に柔軟に対応できる性能と、
信頼性を備えています。



コンセプト
 

コンセプト

■これまでの製品は、115,200bpsや230,400bpsに設定できても、
これが必ずしも、イコール実効速度ではありませんでした。
しかしRS-Fast4は、
33,600bpsモデムやISDNによる高速通信主流の時代の要求に応えるために、
4チャンネル同時動作時にも、片方向約230,400bps、
双方向約115,200bpsの実効速度を現実化するために、開発されました。
■ボード上のCPUがいかに高速に働いても、パソコンのバスの速度がボトルネックになり、
思うように速度が上がらないことが、これまでの常でした。
私達はこの問題を克服するために、
データ送受信のために発行するI/Oの数を極限まで減らすことを主眼に仕様を定め、
それを実現するための特別な回路をボード上に実装しました。
■他に類をみないこの性能を実現するための工夫は、結果として、
制御しやすく、パソコン本体の負担を大幅に省くことにもなりました。
■より多くの皆様に使っていただけるよう、
Windows95/NT用ドライバを用意し、
UNIXなどの他各種OS、各種環境への対応も進めています。
■エンドユーザーの皆様方はいうに及ばず、
エンジニアやシステムコーディネーター皆様も、ぜひRS-Fast4をご評価ください。



特 徴
 

特 徴

■パソコンとのやりとりは、パソコンの外部バスを用いた8ビットパラレル
(I/Oポートへの入出力)で行いますが、RS-Fast4は、
該当バスの上限速度まで使用できるように設計されてます。
このため、28,800bps/33,600bps/56K対応モデム(DTE速度115,200bps以上)や、
ISDN TA、PIAFSを使用した高速通信での運用に際しても十分な余裕を持ち、
4回線同時の双方向通信を快適に行う環境を提供します。
■通信条件の設定や、モデム制御信号のON/OFFなどは、RS-Fast4へ
コマンドを発行することで行えます。これらのコマンドに関しても、
できるだけ少ない数のI/O命令を実行すればよいように考慮されています。
■RS-Fast4上の送受信バッファの状態や、モデム制御信号の状態などの、
頻繁に取得する可能性のある情報は、コマンドを発行しなくても、
I/Oポートから直接読むことができます。
■RS-Fast4は、パソコン本体の割り込みを一切使用しないでも制御できます。
この場合には、他のハードウェア(周辺機器、サウンド機能、ネットワークカードなど)や
デバイスドライバなどとの競合についても、I/Oアドレスが重複しないことだけに注意すればよく、
多数枚同時使用が可能です。
■RS-Fast4が使用するI/Oアドレスは、
0000h〜FFF0hの広範囲に渡ってベースアドレス選択できるため、
実用上I/Oアドレスの制限はなくなったといってもよく、
パソコンハードウエアの上限まで増設することができます。



動作環境
 

動作環境

RS-Fast4/AT   対応機種   IBM PC/AT互換機(ISAバス)
割り込みレベル   割り込みを使用しないで制御可能。割り込みを使う場合には、IRQ5,10,11,12,14,15から選択
I/Oアドレス   ボードごとにベースアドレスを0000h〜FFFFhの範囲で設定し、ベースアドレスからの連続した16バイトを使用する
RS-Fast4/98   対応機種   NEC PC-98シリーズ(Cバス)
割り込みレベル   割り込みを使用しないで制御可能。割り込みを使う場合には、IRQ3,5,6,9,11,12,13(INT0,1,2,3,4,5,6)から選択
I/Oアドレス   ボードごとにベースアドレスを0000h〜FFFFhの範囲で設定し、ベースアドレスからの連続した16バイトを使用する



製品仕様
 

製品仕様 通信条件   設定速度   300bps〜921,600bps
データビット長   5、6、7、8ビット
ストップビット長   1、2ビット
パリティビット   なし、奇数、偶数
入力信号   CS、CD、DR
出力信号   RS、ER
消費電流
(動作時)
  +5V   770mA
+12V   60mA
-12V   30mA
その他   CPU   KL5C8012
シリアルコントローラー   TL16C554(16550×4相当)
受信バッファサイズ   2,048バイト×4チャンネル分
送信バッファサイズ   2,048バイト×4チャンネル分
ドライバ   Windows95用ドライバおよびWindowsNT4.0用ドライバ無償提供